4/19/2014

[IT] 顔認証による入出国自動化に性懲りもなく復活の試み

目を疑うというか。10年に渡り無駄に税金を浪費し続け、昨年夏頃にその論外に低い認識率を以って不可能と判ぜられようやく廃案となった、筈の顔認証による出入国管理ですけれども、性懲りもなく復活させるため、再度の実証実験をしようとしているんだそうで。

理由は東京五輪に向けて出入国の自動化が必要、という事だそうですけれども、阿呆かと。いくら必要だと主張し、金を注ぎ込んだところで、不可能が可能になったりはしないのです。その事をもう10年という膨大な歳月と何十億もの税金を使ってまで思い知った筈なのにこれ、もう関係者の愚かさ、頭の悪さには呆れを通り越して侮蔑と嫌悪を禁じ得ません。

これが子供が駄々をこねているだとか、馬鹿な親父が個人の趣味に浪費しているとかいうのなら勝手にしろと笑って流せようものですけれども、社会システムの根幹を左右する行政、産業界の面々の所業で、しかも彼らは本来なら既に失われた資金や労力の責任を取らされてしかるべきところ、それどころかその廃止の決定を覆してまでさらに浪費を重ねようというのだから、笑えません。いや、逆に笑うしかないと言うべきなのでしょうか。

主犯はやっぱりNECでしょうか。であれば、さっさと倒産すればいいのにと心から思います。そうでなくとも、あらゆる意味で論外な暴挙には違いないし、今回の動きに関わった向きは須く潰れるか死ぬかして消えて欲しい、とそう憤りと共に思わずにはいられないわけですけれども。クズばかりで嫌になりますし、到底見るに耐えません。最低ですね本当に。

空港出入国の顔認証、8月に再実験 東京五輪へ方針転換

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始まってしまいました。ほんと気が滅入ります。

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