9/17/2011

[biz] 日立が幹部社員に職務給導入

なんという今更な話。むしろ今まで入れてなかった事に驚愕であります。ていうか今回対象になるのは管理職9千人ですけれども、従業員には既に導入済みということで、普通ならどう見ても順番が逆なんですけれども。これまではおそらく実質機能していなかったのではとも思われるところ、これでようやく本対応、という事になるんですかね。

成果主義の弊害については先行した各社の悲惨な話が山ほどありますし、もはや論じる意味もないでしょう。特に経費削減圧力の強い不振企業の場合は、建前で言うように通常の業績を中間にするのではなく、最低ラインに基準を置く、すなわち普通に仕事をしている場合には最低限の給料しか支給せず、特筆すべき成果を出した場合に限り従来基準程度に加算する、というような経費削減方向に振った運用がなされるのが常なわけですけれども、その帰結として発生するところの、常に極限まで追い立てられる果てしないプレッシャーは、社員にとっては過酷の一言です。従来とは比較になりません。まあでもそれが今の標準であるのも事実なんですよね。ご愁傷様です。既に適用済みのヒラからすれば、地獄へようこそ、というような冷めた見方と、将来安定的なポジションに付く可能性が消滅する事に対する絶望の念とが入り混じって複雑、といったところでしょうか。

その導入に際して、今回は比較的導入しやすい管理職だし、経緯もあるからすんなり決まるんでしょう。個々の内心では色々あるんでしょうけれども。実際雑巾も絞らなければ立ち行かない業績でもありますしね。しかし今更適応出来るんでしょうか、って余計なお世話ですか。

日立、全管理職に職務給導入 10月から9千人対象

(注記・修正について)
当記事初出時には日立の成果主義導入に関して一般社員には既に導入済みである点を失念していたために頓珍漢な内容になっており、大変失礼いたしました。現版はその点を踏まえて全面的に修正済みです。