9/05/2011

[biz] USPSが倒産寸前

E-mail等の電子的な通信手段の普及に伴い取扱量が激減して、その年間営業損失は92億ドルにも及ぶ状況にあって、資金調達もままならず、数ヶ月以内には倒産するであろう危機だとか。郵便事業の苦境については、米国も日本と同じという事ですね。リストラしようにも現状では法律的に困難で、その緩和を議会に働きかけているそうですけれども、間に合うんでしょうか。必要とされる削減数は22万人、その対象となる現社員70万人弱による抵抗は半端ではないでしょうしね。只でさえ新規雇用者数が近々でゼロに落ち込んでる現状、政府の政策的にも社会的にも最悪のタイミングな筈でもありますし。

さらに、仮に当面の資金調達に成功したとして、リストラ以外の対策が悉く意味不明な感じなのがどうにも。ラスト1マイルのサービス拡充だとか、そりゃ電子メールには出来ない所には違いないけど、それで新規需要が掘り起こせる見込みは薄いだろう上に、最大の弱点であるところのコストが激増してトータルマイナスになりそうな感じで、お話になっていません。まあ半公務員というか、経営戦略とかいう概念から最も遠い部類に入るところの国営系郵便屋にイノベーションを求める事自体無理筋って事なんでしょう。さて米政府はどう裁くんでしょうか。

Postal Service Is Nearing Default as Losses Mount