1/27/2011

[biz] 3Q決算前半インプレ

ぼちぼち出始めてる、という事で。一部で超回復を見せる企業があるものの、前回までグタグダな感じだった所はやっぱりグダグダ、良くてトントンと言う位でまず予想通りという感じですね。やっぱしつまんないです。なので、ハイハイ次々、政策効果の剥げ落ちる4Qに注目、とスルーする積りだったのですけれども、やはり幾つか目に留まるものもあるわけです。

今までの発表分中では、任天堂とか日立国際とかやっぱし為替の影響とか厳しいのだな、でもコマツファナックキヤノンとかすげーし言い訳ですよね、と悲喜こもごもながらまあ理解出来る感じのダイナミックな決算が並ぶ中、一際目を引くのは、斜陽感の強まる電機・IT系の中にあって負け犬的位置づけがすっかり定着しつつあるNEC。上期も酷かったですが、3Qの個別を見ると、回復どころか売上激減、頼みの綱のITサービスを含む殆どのセグメントで営業赤字という夢も希望もかけらも感じられない成績。クラウドで大丈夫なんじゃなかったの?と嫌味の一つも言ってみたくなる惨状であります。しかし、NECに限らず日本の電機・IT系は子会社も含めて復活の気配が感じられませんね。いつまでもつことやら。

次のメインはテレビで大儲けした筈の所とかが何処まで伸びるか、でしょうか。あまり伸びてないようだと4Qで相殺されかねないだけに注目です。

-----追記
ルネサスは予想通り死亡。富士通は下方修正で、以前から目標達成は無理だろうと言われていたので特に驚きはありませんが、嘘つきの狼少年体質に逆戻りした感じで残念です。

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