9/30/2010

[crime] 大阪・梅田で詐欺師に絡まれた

偶々地下街歩いてたら、いきなり後ろから呼び止められて。

バッグが当たって眼鏡が壊れた、何度呼んでも止まらないから腹が立
って言いに来た、と。見るとナイロールの片方が切れてレンズ外れ、
とのこと。

全く身に覚えもないけれども、万が一もあるかととりあえず平身低頭
な対応をしていると、レンズ止め用のテープを探しにコンビニへ寄っ
たりしてレンズを固定した後、修理というか買い替え費用を要求して
きたわけで。

うん。どう見ても当たり屋っていうか詐欺師です。

まず眼鏡の壊れ方がおかしい。仮に当たって眼鏡が落ちたのが事実で、
ナイロールが切れる位はありえたとしても、よくよく見ると鼻当てが
片方もげてる、とかありえませんし。

さらに、そもそもバッグが当たったはずもない。金券屋の前で彼が並
んでて、頭を下げた時に通りがかった私のバッグが当たった、との事
だったのだけれども、金券屋の窓口は私の右側にあった筈で、その前
を横切った私はバッグを右肩に掛けていたわけで。窓口に並んでる人
の顔に当たるわけがないのです。とか。

請求金額は、壊れた自称バーバリーの眼鏡23000円分。神戸そごうの
裏の眼鏡屋で修理するとか買い替えるとか。仕事もあるから急いでる、
と即金の手打ちを要求して来たわけです。

というわけなので、うんざりしつつ、警察なりでちゃんと処理しない
と後々まずい事になるから、と遠回しに追い払おうとした所、疑う等
最低の人間だ、とか罵声を浴びせられたわけで。あくまでこちらの過
失、被害者は向こう、という形にしたのに。最終的には私が電話を取
り出した所で慌てて逃げていったわけですけれども、徒労感は半端な
かったのです。

まあ初めてだった事もあって、多分に沸いた興味に負けて付き合った
面もあるのですけれども。しかしアレで払う人とかいるのか。

年格好は70手前位、白髪オールバック、身長165程度の潰れ鼻、皺
だらけの痩せた小男。昔郵便局勤務時代の事故で出来たという右腿
の傷跡あり。眼鏡がないと見えない、みたいな事を途中で言ってま
したが、去り際には眼鏡なしで去っていったので、まあ嘘なんで
しょう。

しかし、私は彼からすら、そんなに気弱そうに見えたのでしょうか。
うーん。まあ次からはもう興味もないので、すぐに警察呼ぶようにし
ようかと。気をつけましょう。大阪はホント地獄です。

調べてみると、なんか何年も前から居るみたいなんですけどね。
杖やら眼鏡やらが壊れたと言って2万ほど掠め取ろうとするのが。
困ったものです。