8/06/2010

[note] 正直者をカモにしてたら居なくなった、という話

国民年金の未納率が上がり続けてるらしいですね。特に若年層で。既に若年層のほとんどは自分の代で支給されるとも思っていないであろうし、当然の事でしょう。

公務員や高年齢者は、相変わらず税金やら年金やらで肥え太り続け、リストラのリの字も感じさせない自己中っぷりなわけで。一連の未納等は、搾取者に対し積極的な対抗手段を持たない、弱者である所の若年層の防衛行動であるようにも見えます。そうすると、これも世代間、階級間の闘争の一種、という事になるのでしょうか。

お前らその収入得る資格あんのか、生産してんのか、してないだろふざけんなお前等に渡す金なんぞ無い、というような、被搾取者達の、公務員や高齢者層等の搾取者達に対する敵意に満ちた本音が感じられます。

現状はどうしたって若年層にあまりに不公平なしくみ、しかもそれを維持するに止まらず、まだ足りないと、さらに搾取しようとする一方なわけで、その辺の敵意、行動も無理からぬ、というかむしろ当然の結果のように思われます。

結局、欲だけはある役立たずさん達が、善意の人や正直者をカモにし続けた結果、善意の人や正直者が居なくなった、というだけの話。カモが居なくなれば当然商売は成り立たず、さっさと店じまいするか、追い詰められてから夜逃げするかの二択です。まあ後者になるんでしょうけど。

一市民としては、もろもろに備えて、あらゆる手段で蓄財に励むべきだな、と改めて思うわけで、若者の態度は極めて合理的である、とも思うわけです。