11/14/2009

対費用で経済的成果が見込めない研究事業廃止

の方針が出たそうですね。

もともと、公的な研究の99.9%位は、事業的に見れば道
楽と区別の付かない、詐欺同然の代物だったわけで。

COEとか、JAXAとか、実経済から見た喫緊の必要性が
ゼロに近い処は、壊滅まではいかずとも、半壊ぐらい行く
かも、ですかね。

これも当然、むしろ今までが異常だった、と見るべきかもし
れません。金銭的対価を要求されない活動というのは、経
済の原則から外れた例外的なものであり、時間の経過に伴
い、多かれ少なかれ人も組織も腐らせます。

政府の資金なんか無くても、自分たちで調達しようと思えば
色々ソースはありますし、とも。

ともあれ、適当にそれらしくふるまえば、結果は出ずとも湯
水のように湧き出続ける資金に依存し、その特殊な立ち位
置によって社会との相互作用の機会を奪われてきた大勢
の自称研究者、技術者の方々におかれましては、実力、
成果が正当な金銭的評価を受けられる良い環境に恵まれ
た事、謹んでお慶び申し上げます。