7/30/2009

四半期決算。地獄はこれから?

続々と出ているが、大半は

「予想よりは良かった。大赤字だけど」

な感じ。それで株価が上がったりするあたり、救いがないよ
うな気がします。

超黒字だった所も軒並み利益が半減以下、メーカーも次
のネタのあてもなく、どこもかしこも給与削減で焼け石に水の
穴埋め。

昇給を半年遅らせたり、ボーナスを6月→7月にしたりと、
一時しのぎにすらならない、あまりに姑息な仕打ちにさらさ
れる会社員の方々の心情はいかばかりでしょうか。

会社員としては、だからってやめてやる、とはいかなくて、
不満指数が上がる所まで上がって、諦観の境地といった
所かもしれません。

ただ、仮にこの場をしのいだとして、その先の見通しはあ
るんでしょうか。

経営者の方々は口を揃えて来年以降には回復期、そこで
攻めに出る、とか言われますけど。

本気でそう思ってるんでしょうか。

私の知る限りでは、その元になるR&Dのネタはほとんど
枯渇していて、どこもかしこもじり貧のように見えます。

来る筈もないチャンスを待ち続けた先に、剰余金やら
使い果たしてしまうのでは、とか、そういう想像が出来て
しまうのです。

例えるなら、前の不況は局地的な地震。

今のは一面山火事+干ばつ→砂漠化とか、そんな気がします。

また悲観になってしまいました。反省。